君の答えを、教えて。
でもこの気持ちは、絶対に揺らがないから。
――――――――――――――――――
お母さんへ
――――――――――――――――――
普通じゃなくて、ごめんね。
――――――――――――――――――
遺書みたいなものでも、このノートに残しておこうか。
お母さんにはこれで充分。
だけどさすがにちょっと寂しいからお礼の文も入れておいた。
――――――――――――――――――
ここまで育ててくれて、ありがとう。
――――――――――――――――――
こんなしょぼくれ、と思われるかもしれない。
娘は最後まで普通じゃなかった、と思うかもしれない。
でももう構わない。
死んだらそんなこと関係ないんだから。
そう思ったらなんだか気持ちが軽くなった。
今度優月と翔湊にも書いてあげよう。
と言っても特に書くことはないけれど。
ありがとうくらいのお礼はあってもいいだろう。
そんなこんなで白いノートを閉じた。
⿴⿻⿸
――――――――――――――――――
お母さんへ
――――――――――――――――――
普通じゃなくて、ごめんね。
――――――――――――――――――
遺書みたいなものでも、このノートに残しておこうか。
お母さんにはこれで充分。
だけどさすがにちょっと寂しいからお礼の文も入れておいた。
――――――――――――――――――
ここまで育ててくれて、ありがとう。
――――――――――――――――――
こんなしょぼくれ、と思われるかもしれない。
娘は最後まで普通じゃなかった、と思うかもしれない。
でももう構わない。
死んだらそんなこと関係ないんだから。
そう思ったらなんだか気持ちが軽くなった。
今度優月と翔湊にも書いてあげよう。
と言っても特に書くことはないけれど。
ありがとうくらいのお礼はあってもいいだろう。
そんなこんなで白いノートを閉じた。
⿴⿻⿸