跡取りドクターの長い恋煩い
「さっきね、大学時代の話を昌宗くんや瑞穂にたくさん聞いたの。
宗司くんのマンションにお兄ちゃんたちが遊びに来たこともあったとか、5人でホームパーティーをした時の話とか、すっごく楽しそうで」
「……」
「私ね、羨ましかった。
私もそこにいたかったなーって思ったの。
……宗司くんの学生時代、知らないのは私だけ。ちょっと悔しいと思った」
「え、笑美里、それって」
「うん……私も、宗司くんのこと好きみたい…………きゃっ」
突然宗司くんが私の肩を掴んだ。
「ほ、本当に?
気持ち悪いって思わないのか?
俺でもいいのか?」
「私も不思議だけど、ストーカーされてたのにちょっと嬉しいって思っている自分がいるの。
……フフフ、変ね。
でも私達、結構お似合いなのかもね」
宗司くんのマンションにお兄ちゃんたちが遊びに来たこともあったとか、5人でホームパーティーをした時の話とか、すっごく楽しそうで」
「……」
「私ね、羨ましかった。
私もそこにいたかったなーって思ったの。
……宗司くんの学生時代、知らないのは私だけ。ちょっと悔しいと思った」
「え、笑美里、それって」
「うん……私も、宗司くんのこと好きみたい…………きゃっ」
突然宗司くんが私の肩を掴んだ。
「ほ、本当に?
気持ち悪いって思わないのか?
俺でもいいのか?」
「私も不思議だけど、ストーカーされてたのにちょっと嬉しいって思っている自分がいるの。
……フフフ、変ね。
でも私達、結構お似合いなのかもね」