独占愛~冷酷御曹司の甘い誘惑
思いがけない台詞に耳を疑う間もなく、首筋にキスが落とされた。
軽く甘噛みされ、さらに吐息が触れて肩がピクリと跳ねる。
瑛さんに借りた服はサイズが大きく、胸元が広く開いている。
鎖骨に骨ばった指が這わされ、彼の艶やかな髪が触れる。
同時にチクリと小さな痛みがはしる。
「な……に……?」
甘く痺れる感覚の中で声を漏らすと、彼がニッと口角を上げた。
「俺の花嫁の印だ」
どういう、意味?
答えを理解しようと頭を巡らせている間に上着が脱がされる。
下着姿がさらされ、頬に熱が集まる。
ブラインドの隙間から差し込む朝の光で、部屋はほのかに明るい。
「抱き上げたときも思ったが……細いな」
長い人差し指が、私の胸の谷間からおへそまでをスッとたどる。
もう片方の手は私の腰をゆっくりと撫でる。
ただ触れられているだけなのに、肌がカッと熱をもつ。
胸を隠そうとすると、大きな手が邪魔をする。
体を反転され、背中に幾つものキスが落とされる。
柔らかな唇の感触に声が漏れそうになる。
下着が外され、胸の圧迫感がなくなると同時に大きな手が背中から回る。
むき出しの胸に触れるシーツの冷たさと、彼の手の温もりに翻弄されて涙が滲む。
無意識に腰が浮いてしまう。
「んっ……あ」
どうしてもこぼれ落ちる声を我慢しようと、唇を噛む。
瞬時に体を仰向けにされ、嚙みつくような口づけが降ってきた。
軽く甘噛みされ、さらに吐息が触れて肩がピクリと跳ねる。
瑛さんに借りた服はサイズが大きく、胸元が広く開いている。
鎖骨に骨ばった指が這わされ、彼の艶やかな髪が触れる。
同時にチクリと小さな痛みがはしる。
「な……に……?」
甘く痺れる感覚の中で声を漏らすと、彼がニッと口角を上げた。
「俺の花嫁の印だ」
どういう、意味?
答えを理解しようと頭を巡らせている間に上着が脱がされる。
下着姿がさらされ、頬に熱が集まる。
ブラインドの隙間から差し込む朝の光で、部屋はほのかに明るい。
「抱き上げたときも思ったが……細いな」
長い人差し指が、私の胸の谷間からおへそまでをスッとたどる。
もう片方の手は私の腰をゆっくりと撫でる。
ただ触れられているだけなのに、肌がカッと熱をもつ。
胸を隠そうとすると、大きな手が邪魔をする。
体を反転され、背中に幾つものキスが落とされる。
柔らかな唇の感触に声が漏れそうになる。
下着が外され、胸の圧迫感がなくなると同時に大きな手が背中から回る。
むき出しの胸に触れるシーツの冷たさと、彼の手の温もりに翻弄されて涙が滲む。
無意識に腰が浮いてしまう。
「んっ……あ」
どうしてもこぼれ落ちる声を我慢しようと、唇を噛む。
瞬時に体を仰向けにされ、嚙みつくような口づけが降ってきた。