【辛口ホームドラマ】チャーミー(平成30年台風24号災害)
【周囲の猛反対を押し切ってまでも実現させたいのかよ!!】
時は、6月15日の午後2時過ぎであった。
ところ変わって、今治市宅間《しないたくま》の溶剤会社にある昭久《あきひさ》の個室にて…
昭久《あきひさ》は、デスクに積まれている書類の右上の捺印欄《なついんらん》に印鑑《はんこ》を押していた。
昭久《あきひさ》が捺印《なついん》したのは、会社の経営に関連する案件だけであった。
従業員さんたちの育児休暇《いくきゅう》と出産休暇《さんきゅう》の申請は、シュレッダーにかけて破棄した。
この最近、昭久《あきひさ》の勤務態度が極悪《ものすごくわる》くなった。
かおるが健一郎に対して過度に愛情を注ぐようになったことが原因である。
昭久《あきひさ》は、するどい目つきで人をイカクするようになった…
気に入らないことがあれば、昭久《あきひさ》は従業員さんたちに殴るけるの暴力をふるうなど…
会社で暴れるようになった。
どいつもこいつもグダグダグダグダグダグダ言いやがって…
男のくせに育児休暇《いくきゅう》しますとはなんだ…
ふざけるな!!
この時であった。
昭久《あきひさ》がいる部屋に、吉永《じょうむ》がやって来た。
吉永《じょうむ》は、ものすごくおたついた声で昭久《あきひさ》に言うた。
「神谷《こうのたに》くん!!」
「(怒った声で)なんぞぉ〜」
「神谷《こうのたに》くん!!営業三課の池原《いけはら》くんの育児休暇《いくきゅう》申請がおりてないのて困っているのだよ!!」
「はぐいたらしいんだよ!!」
(ガーン!!)
吉永《じょうむ》が言うた言葉を聞いた昭久《あきひさ》は、デスクを右足でけとばしたあとワーッと叫びながら外へ出ていった。
ところ変わって、営業三課の部署にて…
ブチ切れた昭久《あきひさ》は、育児休暇《いくきゅう》を申請した男性従業員さんに対して殴るけるの暴力を加えた。
「甘ったれるな!!従業員《クソバカヤロウ》!!男のくせになんじゃあいよんぞ!!」
この時、吉永《じょうむ》が止めに入った。
「コラ!!神谷《こうのたに》!!」
「離せクソアホンダラ!!」
昭久《あきひさ》は、止めに入った吉永《じょうむ》に対して右足でけとばした。
その後、昭久《あきひさ》はよりし烈な叫び声をあげながら社内で暴れ回った。
さて、その頃であった。
ところ変わって、宮下町《みやしたちょう》の豪邸《いえ》にて…
かおるは、健一郎と菜水《なみ》をあつことてつやが使っていた部屋に案内した。
あつことてつやが使っていた部屋は、きらびやかなスイートルームに変わっていた。
カベは、豪勢なクロスが貼られていた。
部屋には、ニトリで購入したブライダルファニチャー(家具類)が置かれていた。
かおるは、過度にやさしい声で健一郎と菜水《なみ》に言うた。
「健ちゃん、菜水《なみ》さん。」
健一郎は、ものすごくコンワクした声でかおるに言うた。
「おばさま…ここは、あつこちゃんとてつやさんが使っていた部屋ですよ。」
かおるは、ケーソツな声で健一郎に言うた。
「ああ、あつことてつやは家出して行方不明になったから除籍《カンドー》したわよ。」
「除籍《カンドー》した!?」
「そうよ…きょうからここが健ちゃんと菜水《なみ》さんのおうちよ。」
「(ものすごくつらい声で言う)おばさま…」
「どうしたの?」
「人《よそ》の家で暮らすのは…」
「いいのよ…おばさんがいいといよるから大丈夫…もとのおうちは…不動産屋に売却《うった》わよ。」
「なんで不動産屋に売却《うった》のですか!?」
「健ちゃんが幸せになるためにもとのおうちを売却《うった》のよ…きれいでしょ…あとね…健ちゃんと菜水《なみ》さんの婚姻届を市役所に提出したわよ。」
「ぼくたちは同意していません…」
「心配しなくても大丈夫よ…健ちゃんのおとーさんとおかーさんが同意したから大丈夫よ。」
かおるは、健一郎と菜水《なみ》に対して過度にやさしい声で言いながらしつように押さえつけた。
その時であった。
志桜里《しおり》の呼び声が下から聞こえた。
「かおるさま!!お電話がかかっています!!」
かおるは、過度にやさしい声で健一郎と菜水《なみ》に言うた。
「あっ、健ちゃんのおかーさんからみたいね…ちょっと待っててね…」
うきうきモードのかおるは、鼻歌を歌いながら下へ降りた。
かおるは、志桜里《しおり》から受話器を受け取ったあとルンルン声で話した。
「もしもし代わりました…健ちゃんのおかーさん…えっ?違う?…もしもし…」
この時、かおるの表情が真っ青になった。
電話は、花栄《はなえ》からであった。
花栄《はなえ》は、ものすごく怒った声でかおるに言うた。
「神谷《こうのたに》の奥さま!!雑賀健一郎の嫂《あね》でございますが…これから奥さまを裁判所に訴えることにしました!!…どこにいるって…主人の知人の知人のそのまた知人の元格闘家さんが運営しているジムです!!…今から元格闘家さんに代わります!!」
このあと、花栄《はなえ》は元格闘家の男に受話器を渡した。
元格闘家のハナヒゲ男は、恐ろしい声でかおるに言うた。
「もしもし、神谷《こうのたに》かおるさんでございますね…あんた、雑賀さんの娘さんたちなどの同意もなく雑賀さんご夫婦の家を勝手に売却したようですね…あの家は、うちの知人の知人のそのまた知人が経営している不動産屋(やくざが経営している)のテイトウに入っている物件ですよ…奥さま…テイトウ物件を勝手に売ったらどないなるか分かってますか?…これ以上テイトウするようであればおそろしい目に遭いまっせ〜ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ…」
(ガチャーン!!)
ブチ切れたかおるは、電話をガチャーンと切った。
花栄《はなえ》は、全身をブルブルと震わせながら怒り狂った。
かおるは、取り返しのつかない大罪を犯した…
健一郎が暮らしていたもとの家がテイトウ物件に入っていた…
それを知らずに売却した…
…と言うことは、いずれそのうちにおそろしい目に遭うと言うことである。
しかし、かおるは怖いもの知らずだからへーぜんとしていた。
どないなっても知らんぞ…
ところ変わって、今治市宅間《しないたくま》の溶剤会社にある昭久《あきひさ》の個室にて…
昭久《あきひさ》は、デスクに積まれている書類の右上の捺印欄《なついんらん》に印鑑《はんこ》を押していた。
昭久《あきひさ》が捺印《なついん》したのは、会社の経営に関連する案件だけであった。
従業員さんたちの育児休暇《いくきゅう》と出産休暇《さんきゅう》の申請は、シュレッダーにかけて破棄した。
この最近、昭久《あきひさ》の勤務態度が極悪《ものすごくわる》くなった。
かおるが健一郎に対して過度に愛情を注ぐようになったことが原因である。
昭久《あきひさ》は、するどい目つきで人をイカクするようになった…
気に入らないことがあれば、昭久《あきひさ》は従業員さんたちに殴るけるの暴力をふるうなど…
会社で暴れるようになった。
どいつもこいつもグダグダグダグダグダグダ言いやがって…
男のくせに育児休暇《いくきゅう》しますとはなんだ…
ふざけるな!!
この時であった。
昭久《あきひさ》がいる部屋に、吉永《じょうむ》がやって来た。
吉永《じょうむ》は、ものすごくおたついた声で昭久《あきひさ》に言うた。
「神谷《こうのたに》くん!!」
「(怒った声で)なんぞぉ〜」
「神谷《こうのたに》くん!!営業三課の池原《いけはら》くんの育児休暇《いくきゅう》申請がおりてないのて困っているのだよ!!」
「はぐいたらしいんだよ!!」
(ガーン!!)
吉永《じょうむ》が言うた言葉を聞いた昭久《あきひさ》は、デスクを右足でけとばしたあとワーッと叫びながら外へ出ていった。
ところ変わって、営業三課の部署にて…
ブチ切れた昭久《あきひさ》は、育児休暇《いくきゅう》を申請した男性従業員さんに対して殴るけるの暴力を加えた。
「甘ったれるな!!従業員《クソバカヤロウ》!!男のくせになんじゃあいよんぞ!!」
この時、吉永《じょうむ》が止めに入った。
「コラ!!神谷《こうのたに》!!」
「離せクソアホンダラ!!」
昭久《あきひさ》は、止めに入った吉永《じょうむ》に対して右足でけとばした。
その後、昭久《あきひさ》はよりし烈な叫び声をあげながら社内で暴れ回った。
さて、その頃であった。
ところ変わって、宮下町《みやしたちょう》の豪邸《いえ》にて…
かおるは、健一郎と菜水《なみ》をあつことてつやが使っていた部屋に案内した。
あつことてつやが使っていた部屋は、きらびやかなスイートルームに変わっていた。
カベは、豪勢なクロスが貼られていた。
部屋には、ニトリで購入したブライダルファニチャー(家具類)が置かれていた。
かおるは、過度にやさしい声で健一郎と菜水《なみ》に言うた。
「健ちゃん、菜水《なみ》さん。」
健一郎は、ものすごくコンワクした声でかおるに言うた。
「おばさま…ここは、あつこちゃんとてつやさんが使っていた部屋ですよ。」
かおるは、ケーソツな声で健一郎に言うた。
「ああ、あつことてつやは家出して行方不明になったから除籍《カンドー》したわよ。」
「除籍《カンドー》した!?」
「そうよ…きょうからここが健ちゃんと菜水《なみ》さんのおうちよ。」
「(ものすごくつらい声で言う)おばさま…」
「どうしたの?」
「人《よそ》の家で暮らすのは…」
「いいのよ…おばさんがいいといよるから大丈夫…もとのおうちは…不動産屋に売却《うった》わよ。」
「なんで不動産屋に売却《うった》のですか!?」
「健ちゃんが幸せになるためにもとのおうちを売却《うった》のよ…きれいでしょ…あとね…健ちゃんと菜水《なみ》さんの婚姻届を市役所に提出したわよ。」
「ぼくたちは同意していません…」
「心配しなくても大丈夫よ…健ちゃんのおとーさんとおかーさんが同意したから大丈夫よ。」
かおるは、健一郎と菜水《なみ》に対して過度にやさしい声で言いながらしつように押さえつけた。
その時であった。
志桜里《しおり》の呼び声が下から聞こえた。
「かおるさま!!お電話がかかっています!!」
かおるは、過度にやさしい声で健一郎と菜水《なみ》に言うた。
「あっ、健ちゃんのおかーさんからみたいね…ちょっと待っててね…」
うきうきモードのかおるは、鼻歌を歌いながら下へ降りた。
かおるは、志桜里《しおり》から受話器を受け取ったあとルンルン声で話した。
「もしもし代わりました…健ちゃんのおかーさん…えっ?違う?…もしもし…」
この時、かおるの表情が真っ青になった。
電話は、花栄《はなえ》からであった。
花栄《はなえ》は、ものすごく怒った声でかおるに言うた。
「神谷《こうのたに》の奥さま!!雑賀健一郎の嫂《あね》でございますが…これから奥さまを裁判所に訴えることにしました!!…どこにいるって…主人の知人の知人のそのまた知人の元格闘家さんが運営しているジムです!!…今から元格闘家さんに代わります!!」
このあと、花栄《はなえ》は元格闘家の男に受話器を渡した。
元格闘家のハナヒゲ男は、恐ろしい声でかおるに言うた。
「もしもし、神谷《こうのたに》かおるさんでございますね…あんた、雑賀さんの娘さんたちなどの同意もなく雑賀さんご夫婦の家を勝手に売却したようですね…あの家は、うちの知人の知人のそのまた知人が経営している不動産屋(やくざが経営している)のテイトウに入っている物件ですよ…奥さま…テイトウ物件を勝手に売ったらどないなるか分かってますか?…これ以上テイトウするようであればおそろしい目に遭いまっせ〜ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ…」
(ガチャーン!!)
ブチ切れたかおるは、電話をガチャーンと切った。
花栄《はなえ》は、全身をブルブルと震わせながら怒り狂った。
かおるは、取り返しのつかない大罪を犯した…
健一郎が暮らしていたもとの家がテイトウ物件に入っていた…
それを知らずに売却した…
…と言うことは、いずれそのうちにおそろしい目に遭うと言うことである。
しかし、かおるは怖いもの知らずだからへーぜんとしていた。
どないなっても知らんぞ…