私の人生を変えてくれた人 2

「嘘だよな…
 倒れた日見えてなかったって言ってたじゃん…
 それで怖くてもう嫌だって思ったんだろ…?」

「……あの日はたまたまです」

「もう嘘つくなよ…
 頼むから…
 一人で抱え込むなよ…
 
 それとも俺じゃ頼れない…?
 信用できない…?」

「そんなことないです!」

「だったら…!」

「先生にも誰にも言えない秘密、一つや二つ位ありますよね?
 それと同じです
 だからこの件にはもう触れないでください」

「それは無理だよ…
 それにお前は一つや二つじゃないだろ?
 たくさんあるでしょ…?」
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