私の人生を変えてくれた人 2

「先生がそんなこと言うからじゃん…!」

「そうだな!
 で、してくれるの?」

「それは…」

「してくれないの…?」

「恥ずかしいから目瞑ってて…?」

「えー
 岩本の可愛い顔見てたいんだけどー」

「恥ずかしいから無理…」

「分かったよ」

先生は目を閉じた

そして私は先生の唇に触れるだけのキスをした

先生と目があった

「香音、可愛い!」

「先生…」

「俺の名前も呼んで?」
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