クローバー
「最初の壁?」
何の事か分からずに聞き返した。
「最初に言ったでしょ?アタシがアンタの悩みを解決してあげるって。解決への最初の壁を突破したんだよ。」
それを聞いた途端に妙に腹が立った。
干渉されるのが嫌いだからか?
俺の事を知ったような事を言っているからか?
それとも他に理由があるのか?
とにかく今は、
「勝手なっ……!」
やられた。
電光石火とはこの事だ。
怒りなんてどっかに消えた。その代わりに身体中を衝撃が駆け巡る。
身体が固まる。
クレープも地面に落とした。
一瞬だったが物凄く長く感じた。
だが確かに苺とチョコと練乳と…
ちょっと…待てよ。何を考えてるか分からなくなった。えーっと…つまり。
キスされた…んだ。
キスしたんだ。俺。
そう考えた途端に身体がカァッと熱くなった。
「今は双葉君と喧嘩したくないよ。」
そう言う天音の頬がうっすらと赤くなる。
「分かった。」
「なんか…ここにいるの恥ずかしくなっちゃったからどっか別の場所に行こっか?」
「お、おぅ…。」
何の事か分からずに聞き返した。
「最初に言ったでしょ?アタシがアンタの悩みを解決してあげるって。解決への最初の壁を突破したんだよ。」
それを聞いた途端に妙に腹が立った。
干渉されるのが嫌いだからか?
俺の事を知ったような事を言っているからか?
それとも他に理由があるのか?
とにかく今は、
「勝手なっ……!」
やられた。
電光石火とはこの事だ。
怒りなんてどっかに消えた。その代わりに身体中を衝撃が駆け巡る。
身体が固まる。
クレープも地面に落とした。
一瞬だったが物凄く長く感じた。
だが確かに苺とチョコと練乳と…
ちょっと…待てよ。何を考えてるか分からなくなった。えーっと…つまり。
キスされた…んだ。
キスしたんだ。俺。
そう考えた途端に身体がカァッと熱くなった。
「今は双葉君と喧嘩したくないよ。」
そう言う天音の頬がうっすらと赤くなる。
「分かった。」
「なんか…ここにいるの恥ずかしくなっちゃったからどっか別の場所に行こっか?」
「お、おぅ…。」