1monthCinderella〜契約彼氏は魔法使い〜
「大丈夫か?休んだ方がいいんじゃないか」

「平気、むしろ今は勾留されているだろうから安心だし、夜はまたアンソルスレールに行きたいし」

魔法といやらしいキスを受けてから大学に行くと京子と合流した。

「亜由美!長友さんめちゃいい男じゃん!大人ですごいセクシーだし」

「あはは、そうなの。私なんて子供扱いかな」

「でも愛されているのはヒシヒシと伝わってきた」

だとしたら、竜基さんの演技が上手なんだろうな。

大学内は何となく落ち着かない空気が流れている、警察まで来たからわかっている人もいるし。

噂の的になるのは仕方がない、何もなかったことは急所を抑えながら転げる二人を見ればわかるけど、ない事も尾鰭がつく可能性がある。でも、大丈夫。

「昨日のことガチャガチャ言ういやつがいるかもしれないけどそんなの無視していいから。でも、防犯グッズなんてよく使えたね」

「実は、竜基さんと練習したりした」

「なんか、いい関係なんだね」

「うん」

そう、いい関係でちゃんと私の仕事を遂行しよう。
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