1monthCinderella〜契約彼氏は魔法使い〜
竜基side
フランスに誘うと言うのは両親も亜由美の事は気に入ったんだろう。
別に気に入らないとしても俺は構わないが。
亜由美は詐欺師には向かないと言っているが、それは本当だと思う、素直で善良すぎるし何より鈍感だ。
「それなら本当のことにしよう」と言ってみたが帰って来た返事が「え?何か言った?」だった。
計算なのか天然なのか肝心なところは聞こえないとか本当に小悪魔なのかもしれない。
亜由美はよほど緊張していたのか、タクシーに乗り込むと直ぐに深い眠りについた。
マンションに着いても目覚めることがなかったから横抱きにして部屋まで連れて行きベッドに横たえると俺の首に腕を巻き付け引き寄せるとキスをしてきたが、そのまま横を向いてすやすやと気持ちよさそうな寝息を立てていた。
俺の忍耐力を試しているのだろうか。
パーティは相変わらず面倒臭いが清楚な装いの亜由美はとても綺麗だ。
せっかくだから二人の写真を撮ってもらうとこっそりと待ち受けに設定した。
会場ではチラチラと亜由美に視線を送る男共を牽制していたら、相変わらず空気を読まない志摩がまとわりついてきた。
どうしてここまで話が噛み合わないのか。
そしてもう一人、今更何をしたいのかわからない。
フランスに誘うと言うのは両親も亜由美の事は気に入ったんだろう。
別に気に入らないとしても俺は構わないが。
亜由美は詐欺師には向かないと言っているが、それは本当だと思う、素直で善良すぎるし何より鈍感だ。
「それなら本当のことにしよう」と言ってみたが帰って来た返事が「え?何か言った?」だった。
計算なのか天然なのか肝心なところは聞こえないとか本当に小悪魔なのかもしれない。
亜由美はよほど緊張していたのか、タクシーに乗り込むと直ぐに深い眠りについた。
マンションに着いても目覚めることがなかったから横抱きにして部屋まで連れて行きベッドに横たえると俺の首に腕を巻き付け引き寄せるとキスをしてきたが、そのまま横を向いてすやすやと気持ちよさそうな寝息を立てていた。
俺の忍耐力を試しているのだろうか。
パーティは相変わらず面倒臭いが清楚な装いの亜由美はとても綺麗だ。
せっかくだから二人の写真を撮ってもらうとこっそりと待ち受けに設定した。
会場ではチラチラと亜由美に視線を送る男共を牽制していたら、相変わらず空気を読まない志摩がまとわりついてきた。
どうしてここまで話が噛み合わないのか。
そしてもう一人、今更何をしたいのかわからない。