間違ってる?間違ってない?
4. 同 期
それからは·····
時間が、合えば甲斐さんと
食事に出掛けたり
土日のどちらかに
出かけてみたりした。
日を追うごとに
甲斐さんの優しさに気持ちが
傾いて行った。
元より
仕事も責任を持って行う
そんな甲斐さんを尊敬していた。
甲斐さんから告白を受けて
ひと月後には返事をして
付き合いが始まった。
同期の三人にも報告した。
もちろん、甲斐さんに承諾を得て。
晶ちゃんは、
「バツイチの人で無くても
夏帆ちゃん、綺麗でモテモテなのに。」
と、言ってくれたが。
正直、モテた?経験はない。
「晶ちゃん、ありがとう。
先は、どうなるかわからないけど
頑張ってみる。」
と、話した。
晶ちゃんは、大学からの恋人がいる。
薬品会社のMRさんとか。
穂積君と山田君にも
いるのかな?
融資課も法人部門も
忙しいようで
ゆっくりと話せなくなっていた。
穂積君は、野球部で
短髪の髪方で179センチの身長
山田君は、メガネをかけていて
身長は、175センチ
緩めのパーマをかけている
晶ちゃんは、身長165センチ
長い髪をポニーテールにして
可愛い顔している。
夏帆はと言うと、身長167センチ
キレイな顔をしていて
ウェブのかかった髪を一つに束ねている。
大和は、身長177センチ
短髪の髪に切れ長の目
目尻には、シワがあり
イケメンの部類。
夏帆は、母親には、
恋人が出来た事は知らせていた。
二人の付き合いも
一年、二年と
順調に過ぎて行き
大和が係長になった時に
プロポーズされた。
お互いの両親にご挨拶となり
バツイチであることに
私の両親は、大丈夫なのかと
心配していたが
大和の人柄?を見て
賛成してくれた。
弟の優志( ゆうし )は
大和が挨拶に来た時に
仕事で会えなかった。
大和のご両親
特にお父さんが喜んでくれて
結婚式の話しから
結婚後の住まいの話しへと進んで行った。
付き合っている時に
恋人同士の行事は色々あるが·····
一緒に過ごせたり
仕事で一緒に過ごせなかったりで
深く考えて······いなかった。
そう····いえば·····と、言うことも
あった·····のに····