間違ってる?間違ってない?
···元気な産声
陽は、2850㌘で元気な産声を
あげた。
初産で、予定通りには
行かないだろうと
勤務の休みを悩む睦君だったが
予定の日に休みを取った。
だが、陽は予定日通りに
産まれて睦は、立会い出産が出来た。
睦君は、
「偉いぞ、陽。」
と、涙をいっぱいためながら
陽の頭を撫でながら
「夏帆、ありがとう。
そして、お疲れ様。
先生、ありがとうございました。」
と、先生に頭を下げていた·····
と、同時に私は意識を失った。
後、大変だったみたいで
母さんが笑いながら話してくれた。
睦君のお母さんは、
呆れていたが·····
睦君のご両親は、
とても優しい人達で
お義父さんは、
小学校で校長先生までやられて
再雇用の依頼を受けて
勤務をされている。
お義母さんも小学校の教師されて
二人は出合ったらしい。
柳田の両親も仲が良い。
今、お義母さんは専業主婦を
されていて、家の母親と仲良く
ランチしたり買い物したり
している。
睦君には、妹さんがいて
耀( ひかり )さん。
高校時代に怖い思いした事は、
本人からも睦君からも聞いた。
「お兄ちゃん。
私のおかげで夏帆ちゃんと
出会えて良かったじゃん。」
と、笑っていた。
耀ちゃんは、ご両親と同じ
教師の道へと進んだ。
陽は、両家から可愛がられている。
「夏帆ちゃん。来たよ。」
「耀ちゃん。いらっしゃい。」
「陽君。今日も可愛いね。」
と、キャーキャー騒いでいる。
今日も一日
にぎやか日になりそう
終わり