推しが現実世界に？！ ーバレンタインに告白を

推しが私の家に？！

「こんばんは、お邪魔します…」

「あっ、碧くん！いらっしゃい」

と、お母さんが言う。


なんと、なんと、碧くんが私の家で夕飯を食べることに…

理由はただ一つ。


碧くんのお母さんと私のお母さんが会った瞬間にめちゃくちゃ仲良い友達になったから。


すごいよね、あってたった数秒で友達。


それで、碧くん家はお母さんもお父さんも仕事が遅くて夜ご飯はいつも1人だそう。


それを聞いたお母さんが「うちでたべたらいいわよ」


と、言ったことが始まり。


「結瑠〜！」

と、私の方まで来る碧くん。


さっき、私の家に入ってくる時とは全然違うテンション。


お母さんの前ではめっちゃ真面目だったのに…


「結瑠ー。ご飯まだできそうにないから碧くんと一緒に結瑠の部屋で待ってて」