推しが現実世界に?!  ーバレンタインに告白を
「お、おぉ、天草と知り合いなのか、じゃあ、天草の隣で。」


「「えっー。先生ー」」

と、女子からの文句。


「はーい。もう終わりー!ごーれー」

と、先生が無理矢理朝の会を終わらせた。


「よろしくね。結瑠」

「う、うん…」


チャイムがなって10分休みになった。

すぐに、碧くんは女子に囲まれた。


私は親友であるリナの席まで行った。

「ゆるー!どうゆうこと?!」

と、リナにすぐに聞かれた。


リナは小学校の時からの親友。

肩までの綺麗なボブ。



「あのね…」

と、碧くんが隣に引っ越してきたことを話した。


「なるほどね〜てか、あれ、あれだよ、なんだっけ…ゆるが好きなアニメの!」

と、リナは言う。


きっと、冬くんと名前が出てこないのだろう。
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