君に向けたプロトコル
ウサ親父のカフェ
…少し早く着いちゃったかなぁ。
スマホで時間を何度も確認しながら、前川くんと待ち合わせをした駅の改札口で立っていた。
ここの駅はそんなに大きくなく、改札口は一つしかないので、ここで待っていれば必ず彼に会えるはずなのだ。
電車が到着したようでホームに繋がる階段から一気に改札口へと人が流れ込んできた。
「もしかして、黒瀬さん??」
メガネ姿の前川くんが一葉の目の前に立っていた。
「前川くん…。メガネ…。」
「あぁ、これ?昔、ゲーム好きって話を友達にしたらオタクってからかわれた時期があって…。そういうのって面倒だから知り合いに会っても気づかれない様に変装のつもり。」
「…不便だね。」
「そうだね、ちょっと不便かも。それよりも、今日の黒瀬さん、めちゃくちゃ可愛いよ!もしかして僕の為におしゃれしてきてくれたの?」
「いや…あの…、姉が面白がってこうなったの。」
「なら、お姉さんにお礼を言わなくちゃね!可愛い姿の黒瀬さんと一緒に出掛けられるんだもん。」
『可愛い』を連発され、照れて下を向く一葉の顔をジーっと前川くんがのぞき込む。
「…やっぱり。」
「えっ?」
「黒瀬さんってさ、マカロンちゃんに似てるよね!僕、それで黒瀬さんの名前覚えたんだもん!」
「そ、そうかな?自分ではあんまり似ているとは思わないけど…。」
マカロンちゃんの印象はどちらかと言えば女の子っぽい一華の方が近い気がしていた。
楽がキャラクターデザインしたっていうから、きっと好きなお姉ちゃんをイメージしたのかも…。
お姉ちゃんと私は姉妹だからお姉ちゃんを知らない前川くんはきっと私に似てると思ったんだ…。
「カフェのオープンが10時からだからそろそろ行こうか。」
「うん、そうだね。」
チョコクラの話をしながら二人でイベント会場へと向かった。
スマホで時間を何度も確認しながら、前川くんと待ち合わせをした駅の改札口で立っていた。
ここの駅はそんなに大きくなく、改札口は一つしかないので、ここで待っていれば必ず彼に会えるはずなのだ。
電車が到着したようでホームに繋がる階段から一気に改札口へと人が流れ込んできた。
「もしかして、黒瀬さん??」
メガネ姿の前川くんが一葉の目の前に立っていた。
「前川くん…。メガネ…。」
「あぁ、これ?昔、ゲーム好きって話を友達にしたらオタクってからかわれた時期があって…。そういうのって面倒だから知り合いに会っても気づかれない様に変装のつもり。」
「…不便だね。」
「そうだね、ちょっと不便かも。それよりも、今日の黒瀬さん、めちゃくちゃ可愛いよ!もしかして僕の為におしゃれしてきてくれたの?」
「いや…あの…、姉が面白がってこうなったの。」
「なら、お姉さんにお礼を言わなくちゃね!可愛い姿の黒瀬さんと一緒に出掛けられるんだもん。」
『可愛い』を連発され、照れて下を向く一葉の顔をジーっと前川くんがのぞき込む。
「…やっぱり。」
「えっ?」
「黒瀬さんってさ、マカロンちゃんに似てるよね!僕、それで黒瀬さんの名前覚えたんだもん!」
「そ、そうかな?自分ではあんまり似ているとは思わないけど…。」
マカロンちゃんの印象はどちらかと言えば女の子っぽい一華の方が近い気がしていた。
楽がキャラクターデザインしたっていうから、きっと好きなお姉ちゃんをイメージしたのかも…。
お姉ちゃんと私は姉妹だからお姉ちゃんを知らない前川くんはきっと私に似てると思ったんだ…。
「カフェのオープンが10時からだからそろそろ行こうか。」
「うん、そうだね。」
チョコクラの話をしながら二人でイベント会場へと向かった。