お兄ちゃん系幼なじみと同居することになりました。
ん……?
ゆうくん夏休み?
「って言うことは、ゆうくんこっちに帰ってくるの!?」
「ん?ああ、実は昨日の夜帰ってきたんだ」
「え!?どうして言ってくれなかったの!教えてって言ったのに……!」
私が寝てる時に帰ってきたってことだよね!?
せっかくお出迎えしようと思ってたのに……!
「ごめんって。急に決めて時間も遅かったからさ、悪いなって」
むぅ……。
「いつまでこっちにいるの?」
「1週間かな。バイトもあるし」
「そっかぁ……」
家族との時間は邪魔したくないし、私の方は……我慢かなぁ。
せっかくゆうくん近くにいるけど、もう迷惑かけたくないもん。
「何するの?」
「んー……、呑み行ったりかな。結構誘われてるから」
「ゆうくん人気者だね」
やっぱり邪魔しちゃだめだ。