お兄ちゃん系幼なじみと同居することになりました。
欲望のまま side-Yusuke
止まらないといけないってわかってる。
滑る度に何度も何度も持ち直しては、しがみ付くように俺の服を握りしめて。
陽葵が必死についてきてると思うと、止まらなくなる。
「ぷ、はぁっ……んんっ……」
息を止めてるところとか、
「息しないと、死んじゃうよ?」
「……ふぇ……?」
涙目なところとか、
たまらなく可愛いくて。
服の上から背筋をなぞるようにスルリと滑らす。
「ふ、んっ……!!」
可愛い。
もっともっと聞きたい。
陽葵の顎をグッと引き、口を開けさせる。
「もっと俺を甘くして?」
ゆっくり近づくと、陽葵が目を閉じるから本当に止まらなくなりそうで。
あぁ……ダメだ。
誰か止めてくれ。
そう願った瞬間、ガタッと音が聞こえた。