お兄ちゃん系幼なじみと同居することになりました。

いっぱいいっぱいわがまま言って甘えてきた。

ゆうくんの優しさに甘えちゃって、拒むみたいなこと……してもいいのかな??



だけど甘えるにしても、この気持ちだけは伝えたくて。


拒んでも、嫌いになった訳じゃないって伝えたくて。


私もギュッと抱きしめ返した。



「ゆうくん、大好きだよ」

「知ってる。俺も陽葵が大好き」


至近距離でゆっくりと視線が絡んで。

お互いのおでこがコツンと当たる。


へへ。


クシャッと笑うゆうくんに幸せを感じて。

いつかその時がきたら、絶対に応えようと思ったんだ。



ゆうくん、大好き。


< 483 / 493 >

この作品をシェア

pagetop