母は強くならなきゃ【完】
「でも、これで、俺も安心したよ」

そうだ。すべて、佑斗のおかげだ。

「ありがとうな」

「あぁ、親友の幸せが見れてホッとした」

佑斗は夕食後に帰って行き、莉未とお風呂に入り、寝かしつけは俺の仕事。

そう言えば、今夜は親父が来なかったな。

莉愛が上がって来ると、部屋の片づけをしているのだと教えてくれた。

しかもだ週末に引っ越しだからって。
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