母は強くならなきゃ【完】
「はい。だから申し訳なくて」

「いろいろとしてやりたくてな」

「だが、爺さん、多すぎるので少し控えて欲しいんですが・・・

会いに来るだけで充分なので」

俊樹も言ってくれて『そうか、わかった』と言ってくれた。

キッチンに戻ると『私は、夫、俊樹、父の楽しみを奪ってたのね』と・・・。

「あんなに父が喜んでるとは思わなかったわ」

「さぁ、夕食、作りましょう。お母さん」
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