母は強くならなきゃ【完】
お爺さんも食べると帰るようだけど、ずっと偉いなと褒めていた。

何でも自分でしたがったりのイヤイヤ期まっしぐらだけど・・・。

莉未を挟んで両隣座って食べている私と俊樹。

莉未の食べ方は豪快で、しまいには手掴みで食べてるが、皆知らん顔。

自分で無理と思うと『ぱーぱ』と甘えて食べさせて貰っている。

「ほんと、俊樹に懐いているのね」

「はい。初めからで・・・」

「ご両親も言ってたわねぇ」
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