母は強くならなきゃ【完】
向かう途中で、莉愛の両親に伝えて向かった。

病院に着いて、病室にいる莉愛たちの元に行き、腰をさするしかできない俺。

数時間経ち、分娩室に入る前に莉愛の両親も到着。

分娩室に入ってからも手を握るしかできなかった。

あぁ、莉未の時も1人で戦っていたんだな。

だから産声を聞いた瞬間、俺はポロポロと涙が溢れた。

生まれた我が子は息子。

親父やお袋、両親も喜ぶだろう。
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