母は強くならなきゃ【完】
「わかった」

「どうする?俊樹が連れて寝る?」

「あぁ」

泣き止んで寝たらしく、お袋は俺の横に寝かせると『おやすみ』と出て行った。

ずっと一緒だったから、寂しいよな。

莉未を抱きしめて眠りについた。

翌日起きて、莉未とリビングに行くと『莉未ちゃん、サンタさん来てるぞ』と親父。

「おはよう」

「おはよう。夜中、あれから、大丈夫だったか?」
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