母は強くならなきゃ【完】
「莉愛、仕事は?」

「早退したの」

すると『私が、彼女を見つけ、友人である彼を呼びました』と佑斗さん。

彼は名刺を出しながら告げた。

「私が不甲斐ないので、2年も探せず、申し訳ありませんでした」

「俊樹。私が逃げて連絡をできないようにしたからで・・・」

すると莉未が『ぱーぱ、だっこ』とせがんでいる。

「莉愛、莉未に教えていたのか?」

パパも不思議だったのだろう。
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