母は強くならなきゃ【完】
週末までに買い物をして、すべてをお爺さんが買ってくれた。

しかも当日は行くと言い張り、修兄に『頼むぞ』と、お父さんに頼まれたらしい。

それぞれ、水着や浮き輪を買って貰い大喜び。

前日はお爺さんも初めて泊まるのだけど、子供達も喜んでたが、『ぼくのパパやママは、いかないのに』と彰君が言うので修兄が『彰に弟か妹がデキるから行けないだけだぞ』と言うと嬉しそうにした。

3人とも莉未もだけど、俊のお世話もよくしてくれる。

「ぼくにも、デキるんだね」

「そうだよ。彰君は、お兄ちゃんになるのよ」

由紀ねぇが言えば、皆で微笑んでいる。

「やったー。ぼくも、おにいちゃん」

「さぁ、寝るぞ。子供達も朝早いぞ」
< 277 / 389 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop