母は強くならなきゃ【完】
「令嬢ではない。一般家庭の娘だが、俺は関係ないと思う」

「そういう「まぁ、母さんも良いじゃないか」」

「あなた」

「俺は反対されても、莉愛も子供も諦めない」

「きちんと、挨拶をしてきなさい」

彼の家を後にして、マンションに戻ったまでは良かった。

来週、私の親に挨拶に行くと決め、いつもの生活に戻った。

翌日、大学を終えてマンションまで戻ると『莉愛さん』とお母さんがいた。
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