母は強くならなきゃ【完】
「なるほど」

「それで、お母さんがなにか佑斗から報告がって聞いたんだが・・・」

切り出すと『隠せねぇな』と話してくれた。

「俺と奈緒、6月に式挙げるんだ」

「マジ。急だが、デキたのか?」

「違う。だが、ずっといたいと思ったんだ。」

「そうか。それで、莉愛の両親に仲人を頼んだって」

「あぁ、俺があっちに行けば泊ってて、奈緒もお父さんの部下で出入りさせて貰ってるからな」

「それで、受けてくれるのか・・・お父さん達」
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