母は強くならなきゃ【完】
「私、莉愛の両親で桜井です」

と挨拶をし合った。

俊樹に抱かれて眠る娘を見たお父さんは『元気に育ってくれて良かった』と呟き『俊樹にそっくりだな』と・・・。

「それで、俊樹、どういう話になっているんだ?

その為に田所も連れて来たが・・・」

「やはり、お袋が関与してたんだ。

莉愛に『娘ならいらない』と言ったらしく、莉愛は逃げ出したんだが、たまたま、仕事できた佑斗が見つけてくれたんだ。

それで、先程、話してたんだが、すぐに認知をしたいし、入籍もだが暮らしたいが、莉愛は週末だけコンビニでバイトをしてるから、シフトのタイミングでと話してる時に親父からの連絡が来たんだ」
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