母は強くならなきゃ【完】
「おじちゃん、ぼくもいく」

「響、大丈夫か?」

浮き輪でついて行きたいらしい。

「よし、いってみるか」

「うん」

莉未は『にいに』とグズグズ。

「ふふふ」

「由紀ねぇ」

響君が俊樹と行きはじめると笑った。

「パパと一緒に行きたいのを我慢してたんでしょう。

それに、莉未ちゃんの為にいたけど、私達が来たから行けるって思ったのかも」
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