母は強くならなきゃ【完】
旅館に戻ると『おめでとうございます』と仲居さんに出迎えられた。

大広間に行くとお祝いの膳が並んでた。

子供達もすでに着替えていた。

「さぁ、佑斗君と奈緒ちゃんも食べましょう。」

ママが言って笑いあった。

一人で莉未を生んで育てて良かった。

だって今は凄く幸せだから。

「明日は再度海に行って、午後は観光しながら帰るか?」

「いや、観光だけで良くないか?」

いろいろと話しながら、食べて飲んでだった。
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