母は強くならなきゃ【完】
翌日、仕事が終わって親父と爺さんの家に向かった。

爺さんは怪我からずっと、家での仕事をしているらしい。

「リモートで十分出来るからな。

会議も家から「親父、会議は会社に来てくれ」」

「「そうだぞ。爺さん」」

「俊樹、どう思う」

「えっ、俺」

急に俺に話が来て驚いた。

伯父さんも、修兄も匠兄も懇願するような眼差しだ。

だから俺も頷いた。
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