母は強くならなきゃ【完】
会長が帰ると、明日まで、このことは内緒にとなった。

そして泊りがけできなさいと・・・。

親父は、莉未とお風呂に入りたいみたいだ。

いつも、羨ましそうにしているしな。

実家では親父と田所が待っていた。

リビングに入ってからは、しばらく、親父とお袋のやり取りを伺った。

莉未が親父に遊ぼうとなって、例の用紙がお袋に提示された。

俺と田所さんで伝えたが、お袋は爺さんがと言うが、爺さんの言葉を言えばずっと項垂れて時間だけが過ぎる。
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