母は強くならなきゃ【完】
そう莉愛の一番は莉未だもんな。

「大丈夫だろ。親父にも懐いているし」

だが、さっさと上がってしまった莉愛。

「ハァ・・・」

と、ため息をつきあがると『キャッキャッ』と声をあげご機嫌な莉未。

親父が、おやつをあげたらしい。

莉愛はキッチンで明日の朝食の準備をしている。

俺も1本ビールを取り、リビングに戻った。
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