母は強くならなきゃ【完】
「今夜は、そっちに泊めてくれ」

「あぁ」

「莉未ちゃん、じいじとねんねしような」

「あい」

「夜中に、起きるか?」

「いや」

だけど俊樹がニヤニヤしてて、いやな予感しかしない。

お昼も食べて、午後も残りを見て回り、売店でぬいぐるみを買って車に乗ると眠った莉未。
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