推しのアイドルグループのセンターと共演することになりました!〜推しメンは別の人です〜
ご飯屋さんに着いて、食事を進める私に、結斗君は真剣な顔で聞いた。

「ねぇ。糸の好みの男性教えて?俺も努力するから」



「えっと、結斗君はそのままで格好いいですよ?」



「本当、糸のそう言う所ずるいよね。俺のこと好きになってくれないのに」



何故かズキンと来た。

ずっと、TOYを推してれば生きていけると思ってた。

「好きってなんでしょうね?」

「俺は糸と入れると自分を偽らなくていいから好き」

「何より格好いい女優の糸も好き」
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