推しのアイドルグループのセンターと共演することになりました!〜推しメンは別の人です〜
「休憩でーす」

スタッフさんの声でスタジオの空気が緩むのが分かる。

私も一息ついた。

「糸ちゃんすごいね」

結斗君が話しかけてくれた。

「役に入るとまるで別人」

「褒めてもらえると素直に嬉しいです!」

和やかな空気が私達の周りに漂《ただよ》う。
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