光の中の闇と闇の中の光
恋
「色々と忙しすぎて、忘れてたけどらんって天那様のことはどうするの?」
ふと気になったことを聞いてみた。
すると
「あれはね、お母さんの指示で、私の意志じゃないの。」
「別に天那様が好きなわけじゃないし、どっちでもいいよ。」
そうだったんだ。
「井龍様のこと狙うとか言ってたじゃん。そっちはどうするの?」
「そっちはね...本気だよ。だから、ライバルだね。お姉ちゃん。」
「まぁ、そうだよねー。井龍様好きになるよね...」
ん?
「待って!なんで私が井龍様のこと好きなの知ってるの⁈」
「なんでって、顔に書いてあるし。」
まじか。
そんなに分かりやすかったんだ。
まさか、井龍様にも気づかれてるとかは...
「井龍様にバレてないといいね。」
「うん...」
ほんとにそれを願うばかりだよ。
バレてたら恥ずかしすぎる。
っていうか、私は好きな人にお兄ちゃんって呼んでみたいって言ったんだよね。
恥ずかしい~。
これじゃ、意識なんかしてもらえないんじゃ...
自分で墓穴掘った...
ガックリと項垂れている私を見て、らんは首をかしげていた。
ふと気になったことを聞いてみた。
すると
「あれはね、お母さんの指示で、私の意志じゃないの。」
「別に天那様が好きなわけじゃないし、どっちでもいいよ。」
そうだったんだ。
「井龍様のこと狙うとか言ってたじゃん。そっちはどうするの?」
「そっちはね...本気だよ。だから、ライバルだね。お姉ちゃん。」
「まぁ、そうだよねー。井龍様好きになるよね...」
ん?
「待って!なんで私が井龍様のこと好きなの知ってるの⁈」
「なんでって、顔に書いてあるし。」
まじか。
そんなに分かりやすかったんだ。
まさか、井龍様にも気づかれてるとかは...
「井龍様にバレてないといいね。」
「うん...」
ほんとにそれを願うばかりだよ。
バレてたら恥ずかしすぎる。
っていうか、私は好きな人にお兄ちゃんって呼んでみたいって言ったんだよね。
恥ずかしい~。
これじゃ、意識なんかしてもらえないんじゃ...
自分で墓穴掘った...
ガックリと項垂れている私を見て、らんは首をかしげていた。