私の恋人と執事はいつもいがみ合っている
『蒼志様。
お嬢様を裏切るような行為は、やめてください。
そして、僕に無意味な嫉妬をしないことです。
どうせ、プロポーズされたのでしょ?
そして受け入れていただいたのでしょ?
もっと言えば、昨晩はお嬢様を抱いたのでしょ?
であれば、僕にこんな子どもじみた嫉妬をする必要ないのでは?
……………もっと大人になってください』
「お前なんか……昨日の俺達をずっと見てたみたいな物言いだな。
キモいよ」
『見なくてもわかります。
蒼志様の頭の中のことや行動くらい。
そして、お嬢様のことも僕はずっとお傍で見てきました。
お嬢様がどんなことで喜び、どんなことで悲しんで、どれ程蒼志様を想っているか知ってます。
だから、お嬢様を悲しませる行為はやめてください』
「………わかってる!
ただ、目についたの!」
『…………はぁ…とりあえず、お嬢様のスマホでの僕とのやり取りを削除しておいてください。
僕はもう一度、同じメッセージを送っておきますので。
もう、触らないでくださいね』
「はいはい…わ、か、り、ま、したー」
そう言って、ブチッと通話を切った蒼志。
少し乱暴にスマホをサイドテーブルに置き、星那のスマホからメッセージを消した。
そして、星那の首の下に腕を滑り込ませて横になった。
優しく星那の前髪を払い、額にキスをした。
フフ…と笑って、目蓋や鼻、頬にも啄むようなキスを繰り返す。
止まらなくなって、口唇を重ねようと寄せた。
「………」
口唇が重なる寸前で、ピタリと止まる。
考えを巡らせた。
口唇を重ねる。
↓
離せなくなる。
↓
貪ってしまう。
↓
星那を起こしてしまう。
「あー、ダメだ。やめとこ…
星那が起きたら、いっぱいしよっと!」
繰り返し、頬などに啄むようなキスをしながら、心を落ち着かせていると……
「んん…」
と、星那がもぞもぞと動き出し、ゆっくり目を開けた。
「あ…やっと、起きた!」
「あ…あーくん、おはよう」
「フフ…おはよ!
━━━━━星那~!好き好き~!」
星那を組み敷いて、真っ先に口唇にチュッ!チュッ!とキスを繰り返した。
「フフ…もう/////あーくん!フフ…フフフ…」
くすぐったそうに、身をよじる星那。
「星那。
身体、大丈夫?
痛いとかない?
俺、激しくなっちゃったし……」
「大丈夫だよ!
なんだか、幸せ……!
こんなに幸せなことだったんだね?抱かれるのって……/////」
頭を撫で言う蒼志に、星那はにっこり微笑む。
「可愛い~可愛いなぁ~!!
んー、もっとしよ?いっぱいキスしよ?」
溢れる想いを落ち着かせるように、蒼志は何度も星那にキスを繰り返した。
お嬢様を裏切るような行為は、やめてください。
そして、僕に無意味な嫉妬をしないことです。
どうせ、プロポーズされたのでしょ?
そして受け入れていただいたのでしょ?
もっと言えば、昨晩はお嬢様を抱いたのでしょ?
であれば、僕にこんな子どもじみた嫉妬をする必要ないのでは?
……………もっと大人になってください』
「お前なんか……昨日の俺達をずっと見てたみたいな物言いだな。
キモいよ」
『見なくてもわかります。
蒼志様の頭の中のことや行動くらい。
そして、お嬢様のことも僕はずっとお傍で見てきました。
お嬢様がどんなことで喜び、どんなことで悲しんで、どれ程蒼志様を想っているか知ってます。
だから、お嬢様を悲しませる行為はやめてください』
「………わかってる!
ただ、目についたの!」
『…………はぁ…とりあえず、お嬢様のスマホでの僕とのやり取りを削除しておいてください。
僕はもう一度、同じメッセージを送っておきますので。
もう、触らないでくださいね』
「はいはい…わ、か、り、ま、したー」
そう言って、ブチッと通話を切った蒼志。
少し乱暴にスマホをサイドテーブルに置き、星那のスマホからメッセージを消した。
そして、星那の首の下に腕を滑り込ませて横になった。
優しく星那の前髪を払い、額にキスをした。
フフ…と笑って、目蓋や鼻、頬にも啄むようなキスを繰り返す。
止まらなくなって、口唇を重ねようと寄せた。
「………」
口唇が重なる寸前で、ピタリと止まる。
考えを巡らせた。
口唇を重ねる。
↓
離せなくなる。
↓
貪ってしまう。
↓
星那を起こしてしまう。
「あー、ダメだ。やめとこ…
星那が起きたら、いっぱいしよっと!」
繰り返し、頬などに啄むようなキスをしながら、心を落ち着かせていると……
「んん…」
と、星那がもぞもぞと動き出し、ゆっくり目を開けた。
「あ…やっと、起きた!」
「あ…あーくん、おはよう」
「フフ…おはよ!
━━━━━星那~!好き好き~!」
星那を組み敷いて、真っ先に口唇にチュッ!チュッ!とキスを繰り返した。
「フフ…もう/////あーくん!フフ…フフフ…」
くすぐったそうに、身をよじる星那。
「星那。
身体、大丈夫?
痛いとかない?
俺、激しくなっちゃったし……」
「大丈夫だよ!
なんだか、幸せ……!
こんなに幸せなことだったんだね?抱かれるのって……/////」
頭を撫で言う蒼志に、星那はにっこり微笑む。
「可愛い~可愛いなぁ~!!
んー、もっとしよ?いっぱいキスしよ?」
溢れる想いを落ち着かせるように、蒼志は何度も星那にキスを繰り返した。