❤️お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない
散々殴りつけると「葉月、ごめん、お前を愛している、好きだ」そう言って

身体中にキスマークをつける。

意識が飛ぶまで激しい抱擁の快楽に溺れる。

葉月に取って山辺との抱擁は苦痛でしかない。

しかし、身体は快楽を求めてしまう。

葉月は山辺と離れられない関係だった。

ある日、いつものように、山辺に求められて、身体を重ねる。

そして、痛めつけられる。

その後、また身体中にキスマークをつけられて、求められる。

愛されていると言う感情だけが、葉月を支えていた。

ところが、この日は、見知らぬ男性が葉月を抱いた。

山辺は葉月との抱擁に飽きて、他の男性との関係を迫った。

「葉月、こいつとしてくれ、お前が別の男に抱かれている姿が見たい」

葉月は無理矢理、ほかの男との関係を強要された。

この時、葉月は山辺から逃げる決意を固めたのだった。

自分の目の前で頭を下げる冨樫に葉月は言葉をかけた。

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