❤️お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない
顔も覚えていない、どんな人なのかもわからない、でも冨樫雅也のことを考えると、
身体が熱ってどうしようもない。
事務所に行ってはいけないとヤスシに言われていた。
組長命令だと。
でも葉月はある日、行動を起こした。
お弁当を作り、タクシーで冨樫組事務所に向かった。
事務所は明かりがついていた。
入口を入り、階段を上がって行くと、ドアは鍵がかかっていた。
インターホンを鳴らすと「ヤスシか」と声がした。
冨樫は鍵を開けた。
ドアを開けて葉月は事務所の中に入った。
冨樫はパソコンの画面を見たまま「そこに飯置いておいてくれ」と声をかけた。
葉月は思い切って冨樫に声をかけた。
「あのう、葉月です」
何ヶ月ぶりかの葉月の姿に、冨樫は身体が震えた。
「お弁当作ってきたんです、もし良かったら食べてください」
冨樫はじっと葉月を見つめたまま、微動だにしなかった。
「冨樫さんですよね」
冨樫は「あ、ああ」と答えた。
「今、タクシーを呼んでやるから待ってろ」
身体が熱ってどうしようもない。
事務所に行ってはいけないとヤスシに言われていた。
組長命令だと。
でも葉月はある日、行動を起こした。
お弁当を作り、タクシーで冨樫組事務所に向かった。
事務所は明かりがついていた。
入口を入り、階段を上がって行くと、ドアは鍵がかかっていた。
インターホンを鳴らすと「ヤスシか」と声がした。
冨樫は鍵を開けた。
ドアを開けて葉月は事務所の中に入った。
冨樫はパソコンの画面を見たまま「そこに飯置いておいてくれ」と声をかけた。
葉月は思い切って冨樫に声をかけた。
「あのう、葉月です」
何ヶ月ぶりかの葉月の姿に、冨樫は身体が震えた。
「お弁当作ってきたんです、もし良かったら食べてください」
冨樫はじっと葉月を見つめたまま、微動だにしなかった。
「冨樫さんですよね」
冨樫は「あ、ああ」と答えた。
「今、タクシーを呼んでやるから待ってろ」