❤️お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない
葉月は耐えられずに、身体が震えて最高潮に達した。

涙が溢れて、自分を抹殺したかった。

愛してもいない男の愛撫に身体が反応してしまうなんて……

なんて淫乱なんだろう。

もう、冨樫さんの側にいられない。

でも葉月は自分の口を抑えている、山辺の手を思いっきり噛んだ。

「痛え」

その瞬間、冨樫に助けを求めた。

「冨樫さん、助けて」

冨樫は葉月の声のするドアをぶち破った。

中には見知らぬ男が、葉月を拘束していた。

冨樫はその光景に、頭に血が上り、その男を殴り続けた。

その男、山辺は悲鳴をあげて助けを求めた。

しかし、富樫の怒りは治ることがなかった。

そのうち、騒ぎを聞きつけたビルの警備員は警察に連絡した。

ヤスシが駆けつけて、葉月の拘束を解き、冨樫を止めた。

「若頭、もう、やめてください、一般人はやばいですよ」

冨樫は聞く耳を持たずに、殴り続けた。

警察が止めに入り、やっと事態は治った。

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