❤️お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない
「そんな、私は感謝されるような人間ではありません、冨樫さんに相応しくありません」

「なあ、お嬢さん、相応しいかどうかは、相手が決めることだ、雅也がどう思うかだな、
一つだけ、約束してくれ」

「なんでしょうか」

「雅也の側にいられないと思ったら、黙って勝手に行動しないでくれ、
今度こそ、あいつは命を断つだろう、親バカと笑ってくれ」

葉月は約束した。
まもなく、冨樫はマンションに戻ってきた。

葉月は富樫に駆け寄り、抱きついた。

「ごめんなさい、ごめんなさい」

冨樫も葉月をギュッと抱きしめた。

「葉月、大丈夫か、怪我はないか、気分が悪いことはないか」

「大丈夫です、冨樫さんは、大丈夫ですか」

「俺はちょっと元気がない」

「えっ」

「一晩葉月の顔を見られなかったからな」

「冨樫さん」

「俺は、葉月がいないと生きていけない、葉月を失いたくないんだ、
どこへも行くな、俺の側にずっといろ」

冨樫は葉月の至る所にキスをした。












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