❤️お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない
愛撫も何もかもすっ飛ばして、まるで犯すみたいな状態だった。

「冨樫さん、やめて、怖い、お願い」

冨樫は葉月の言葉で我に返った。

冨樫はタオルケットで葉月を包んだ。

そして、ギュッと抱きしめた。

「ごめん、ごめん葉月」

冨樫はそっと葉月のおでこや頬にキスをした。

「これじゃ、奴と一緒だな」

葉月は泣いて泣きじゃくっていた。

冨樫は大きく深呼吸をした。

「お前の好きにして構わない、俺は葉月のやることに従うよ、俺の側にいたくないと言うのなら、それで構わない、そのかわり、山辺には近づくな」

葉月は冨樫をじっと見つめていた。

「そんな顔で俺を見るな、お前を監禁したくなる」

葉月は目を逸らせた。

俺はこの夜は別の部屋で眠った。

葉月を抱きしめていると、また無理矢理抱いてしまいそうになる。

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