❤️お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない
第九章 戻れない後悔
「葉月、なんて可愛いんだ、お前は最高だ、子供の父親のことも忘れろ、俺だけ見ろ」

葉月は最高潮に達した。

葉月は冨樫の側にいて、守ってもらうことになった。

子供の事を話さないとダメだよね。

この子は冨樫さんの子供ですって……

冨樫は未だに記憶がない期間を思いだそうとしているが、中々思いだすことが出来ないでいた。

なぜ、葉月との事だけ何も思い出せないんだと焦りを感じていた。

子供のことも、城之内と山辺の子供じゃないのなら、一体相手は誰なのか。

葉月を愛していることに、気持ちの揺らぎはない。

葉月を山辺から守る気持ちも変わりない。

葉月を誰にも渡したくない気持ちに嘘偽りもない。

ただ、葉月への気持ちが大きくなればなるほど、独占欲と嫉妬の気持ちが大きくなった。

葉月が山辺の元に戻らないとも限らない。

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