❤️お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない
「どうした、葉月」

「こないでください」

俺はドアの前で待機していた。

ドアの向こうから葉月の啜り泣く声が聞こえてきた。

「葉月、開けるぞ」

俺は強引にドアを開けた。

葉月はバスタオルにくるまり、脱衣所の隅で丸まっていた。

俺の顔を見るなり、葉月は「ごめんなさい、ごめんなさい」と必死に謝っていた。

「葉月、どうしたんだ」

「もう、やめて、お願い」

俺は混乱している葉月をギュッと抱きしめた。

「何もしない、落ち着け、大丈夫だ」

葉月は身体を震わせて、泣きじゃくっていた。

しばらくして、葉月は落ち着きを見せた。

葉月は俺にギュッとしがみついてきた。

俺は葉月にキスをした。

心臓の鼓動がバクバク音を立てた。

俺は服を脱ぎ、葉月を抱えて、バスタブに浸かった。

「冨樫さん、バスタオル濡れちゃいます」

「大丈夫だ、それとも俺に葉月の裸を見せてくれるのか」

葉月は顔を真っ赤に染めて首を横に振った。

「暖かいです」

「そうだな、やべえ」

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