❤️お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない
冨樫もまた、葉月との抱擁は満足感が半端ない。

もう、離したくないと心に誓った。

「なあ、葉月、俺のマンションへ引っ越してこい」

「もう少しだけ、このままでおねがい」

「どうしてだ」

「久しぶりだと、すごく燃えるから」

「確かに、そうだな、でも俺は毎日葉月のアパートに通って、毎日抱きたい」

「もう、それじゃあ意味ないですよ」

こんな細やかな幸せも、壊そうと狙っている奴がいた、そう、山辺だった。

葉月はしばらくアパートで暮らした。

なるべく冨樫と離れて、ドキドキ感を味わいたかった。

でも冨樫は毎日葉月のアパートに来る。

食事をして、葉月を抱く。

ほとんど毎日泊まる。

「冨樫さん、これじゃあ、何の意味もないですよね」

「どうしてだ、俺は毎日葉月を抱きたい」

そして、キスをして、ベッドに連れて行かれる。

葉月も文句を言いながらも、冨樫に毎日抱かれることは嫌ではなかった。

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