ハジメテノコイ
キヅイテシマッタ
①
あれからあやのさんとは毎日連絡を取るようになった。
変わったことと言えば"あやのさん"から"あやの"と呼ばせて貰うことに。
そして敬語ではなくタメ口で...。
あやのはハタチで大学生。
ブーブーブーブー...。
「もしもし?」
電話をかけて来たのはあやの。
「何してんの?」
「学校だよ(笑)」
「えー、相手してよ」
「あやの授業は?」
「今日授業無いんだぁ」
「そーなんだ」
「もう授業始まるよ(小声)」
そう小声で言ってくれたのは一愛。
「ほんとだ、ありがとう(小声)」
あたしも小声でお礼を言った。
「授業始まるからまた後でね」
「んー...待ってる.....」
そう拗ねた様に言うあやのを少し可愛く思った。
「最近よく連絡取ってるね、あやのさんと」
電話を切った後、一愛が言った。
「そーかなぁ...」
そう言うと一愛はニヤリと笑った。
変わったことと言えば"あやのさん"から"あやの"と呼ばせて貰うことに。
そして敬語ではなくタメ口で...。
あやのはハタチで大学生。
ブーブーブーブー...。
「もしもし?」
電話をかけて来たのはあやの。
「何してんの?」
「学校だよ(笑)」
「えー、相手してよ」
「あやの授業は?」
「今日授業無いんだぁ」
「そーなんだ」
「もう授業始まるよ(小声)」
そう小声で言ってくれたのは一愛。
「ほんとだ、ありがとう(小声)」
あたしも小声でお礼を言った。
「授業始まるからまた後でね」
「んー...待ってる.....」
そう拗ねた様に言うあやのを少し可愛く思った。
「最近よく連絡取ってるね、あやのさんと」
電話を切った後、一愛が言った。
「そーかなぁ...」
そう言うと一愛はニヤリと笑った。