ハジメテノコイ
「ありがとう。じゃあ、またね...」


家まで送ってくれたあやのにそう言った。


「待って」


今あたしはあやのの腕の中に居る。

このうるさい心臓音が聞こえてしまうんじゃないかってくらい密着している。

当たり前だけど。


「...あやの.....?」

「よし、次会うまでの充電完了!」

「何それ(笑)」


二人は笑顔で手をふった。
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