ハジメテノコイ
「ねぇ雅臣...」

「ん?」

「もう...終わり.....?」

「続き...していいのか?」


あたしは頷く。

リップ音が部屋に響く。

何度も何度も触れる唇。

それが段々深くなっていく。


「.......脱がしてい?」


雅臣が小さく聞いた。

あたしは頷いた。

雅臣のからだは昔と違って凄く筋肉質だった。

あたし達は下着だけの姿になった。


「ごめんね、昔とあんまり変わらなくて」

「いや...可愛いよ、凄く.....」


月のあかりに照らされた雅臣の顔が凄く綺麗。

あたしの背中に手を回す雅臣。

.......が、中々取れない(笑)


「ふふっ(笑)」

「笑ってんじゃねぇ」


あたしは自分で外した。


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