ハジメテノコイ
今日は金曜日。
金曜日と土曜日はお店を手伝う日。
お昼寝布団を片手に。
もう片方の手は紬希の手。
歩いていると肩からお昼寝布団のカバンがスルッと抜けた。
「まさおみーっ」
紬希が大きな声で言う。
「...ありがと」
雅臣はあたしを見かけるといつも保育園の荷物を持ってくれる。
そしてお店まで送ってくれた。
って言ってもお店のすぐ近くにあたし達の家があるんだけどね。
雅臣とは本当に家がお隣さん。
「寄ってかないの?」
「あぁ、今日はいい」
「そっか、またね。紬希、バイバイは?」
「ばいばーいっ」
「おう」
雅臣は手をヒラヒラとふった。
金曜日と土曜日はお店を手伝う日。
お昼寝布団を片手に。
もう片方の手は紬希の手。
歩いていると肩からお昼寝布団のカバンがスルッと抜けた。
「まさおみーっ」
紬希が大きな声で言う。
「...ありがと」
雅臣はあたしを見かけるといつも保育園の荷物を持ってくれる。
そしてお店まで送ってくれた。
って言ってもお店のすぐ近くにあたし達の家があるんだけどね。
雅臣とは本当に家がお隣さん。
「寄ってかないの?」
「あぁ、今日はいい」
「そっか、またね。紬希、バイバイは?」
「ばいばーいっ」
「おう」
雅臣は手をヒラヒラとふった。