キミの空に虹を!
「そうはさせないよ!」

雷を使って、捕まえようと男の子に空中でギュッと飛び付く。

「はぁっ!?」

(よーし、あとは雷で着地するだけ!)

そう思っていたのに_。

"カチッ"

音が聞こえたかと思うと全身の雷が消えた。

煙が私を包んで、「シロ」にだんだん戻っていく。

同時に、今は空中を飛んでる最中。
つまり、雷のチカラがなかったら…。

「お、落ちちゃう!?」

「ウ、ウソだろっ!?」

私+男の子は真っ逆さまに落ちていった
< 6 / 31 >

この作品をシェア

pagetop